私どもの業界(いったいどんな業界だわい)では、けっこう指弾きのギタリストが多かったりする。
と言っても、クラッシックではないよ。
あ、知ってましたね。すいません。
その昔、バリバリでバンドをやっていた若かりし頃は、まだまだピック派が多く、強烈な指弾きのギタリストといえば吾妻光良さんをはじめとする数名であったはず。
小安田憲司さんも、一緒にやっていた頃はまだピックだった。
が、1年間兵庫の山奥に疎開した後に東京へ家出してきたら、立派な指弾きギタリストになっていた。という山籠り秘話もあったりする。
あ、ないですか?
最近のブルース業界は指弾きのギタリストがだいぶ増えているようだ。
ある時、初対面の若い方と酒の宴席で「あ、ギターなんですね。指ですか?ピックですか?」と聞かれたことがある。
ふむふむ、初対面の挨拶で、奏法の違いから音楽性を推察しようということであろうか。
まあ、天下のジェフ・ベックさんも指弾きの第一人者になってしまったように、早弾きを捨てて指のタッチを大事にするギタリストが増えることは良いことであろう。
というか、まあ好みの問題だが・・・・・。
ブルース系の指弾きの場合、右手のフォームはかなり異質。
写真のゲイトマウス・ブラウンは極端だが、これに近いフォームのブルースマンは多々存在する。これがスタイルなんだろうか。
そう言えば、ブルースピアニストもかなり特殊なフォームが多い。
手の甲が、鍵盤より下にあったりする。
ともに、クラッシックの先生が見たら泡を吹いて倒れること必至である。
実はピック派の私も曲によっては使い分けをする。
きっちりリズムを刻むような曲、またはソロがギャリギャリになるような曲はピックだが、ウォーキングベースを多用する場合は指が多かったりする。
その際、ピックは中指と薬指の間に挟む。ギターによってはピックガードの端の隙間に挟むこともある。
あ、いけね、ピックの話を書こうと思ってたんだ。
ピックにも様々な形があったりする。
多数派は「ティアドロップ型」というやつか。
私は、ダメ。
弾きながらピックを回してしまうようで、三辺がすべて同じ形である必要がある。
これが私のピック入れである。
「闘魂」!
裏にはアントニオ猪木氏の似顔絵あり。
昔のピックがかなりあった。
(割れてるのは捨てなさいよ!)
これはフェンダーだ。
高校に入ったころ、「バディ・ガイはFENDER の THINを使ってるらしい」という話を聞き、しばらく使っていたが、すぐに割れてしまう。買っても買っても割れてしまう。
すぐに HEAVY に戻してしまった。
これはギブソンをはじめ、いろんなメーカーのピックだ。
上段左から2番目の不思議なピックは、その3か所の面が”H” “M” “S”と表記されており、1枚で3種類の硬さが楽しめるという全く実用的でないピックである。
いまでは結構あるんだろうか、有名人モデルである。
ちなみに、これらのピックは購入したわけではなく、貰ったりスタジオで拾ったりしたもの。
私が5角形のピックを使うと思うかね!
で、もう25年くらい愛用しているのは、鼈甲(べっこう)のピックである。
これは軽くて堅く、とてもフィットするのである。
ただ、ちょっと高い。
下手すると1枚1,000円くらいするんじゃなかろうか。
むかし、清瀬にあった「Y美屋」という楽器屋が閉店するにあたり1枚100円の大廉価にて多数購入するも、在庫が減ってきて最近はネットで安いのを探して購入する。
ただ、鼈甲のピックは1点ものなので、実際さわって購入しないと厚みが気に入らなかったり等々で、通販モノの悲しい物語であったりもするわけだ。
そして、高価なお品に代わって登場するのが、このピック。
「CLAYTON」というメーカー。
ピー・ウィー・クレイトンとはスペルが違う。
これはなかなか。
まだ、さほど使用はしていないが、「鼈甲テイスト」のピックという宣伝文句は案外ウソではない。
タバコは1,000円になったら禁煙するようだが、鼈甲ピックは代替え品でなんとかなるか。
それとも、完全指弾きに転向すべきか。
たいした悩みではないか・・・・・・?
<おまけ>
ちょうど2年前、ディズニーランドに出演した のだが、その時購入した「ディズニーピック」。
夢がありますね ♪♪
皆さん、「キンシャサの奇跡」ってご存知?
私はリアルタイムでテレビで見たのだが、その鮮烈なKOシーンが今でも頭の中にこびりついている。
「キンシャサの奇跡」とは・・・・・・。
かつて、プロボクシングの世界ヘビー級チャンピオン”カシアス・クレイ”、のちに改名して”モハメド・アリ”となるわけだが、彼はチャンピオンとしての全盛時にベトナムの兵役を拒否したことにより、ボクシング界から追放されるのである。
そして、1970年代となり戦争も終わり、彼がやっとボクシング界に復帰した時、30歳を超えていた。
かつては「蝶のように舞い、蜂のように刺す」と言われた軽快なフットワークであったが、その年齢と長く実戦から離れたためか体型は以前より太めになっていた。
世界チャンピオンはジョー・フレイザーという岩の塊のようなボクサーになっていた。
ちょっとやそっとでは崩れそうもない、物凄いボクサーだった。
そのフレイザーが長身のジョージ・フォアマンにあっけなくタイトルを奪われる。
あのフレイザーを倒した長いリーチ。
世界最強の名前の通りの実力であった。
そして、1974年。
ザイールのキンシャサで、モハメド・アリがフォアマンに臨む世界タイトル戦がマッチメークされたのである。
下馬評ではフォアマンの圧勝と思われた。
しかし・・・・・。
奇跡は起きたのだ。
8ラウンドまで、フォアマンの圧倒的な優勢。
アリはコーナーに追いつめられる姿ばかりが目立った。
いや・・・・・。
アリは待っていた。フォアマンが攻め疲れるのを。
一瞬の隙をついてアリの反攻が始まった。
あっという間にフォアマンはリングに這いつくばった。
youtube に映像があった。
そう、記憶の通りだ。
実はこのタイトルマッチの前に「ZAIRE 74」というコンサートも開催された。
その日のキンシャサは、まさにブラックパワーの集いである。
このコンサートは、BBキング、ファニア・オール・スターズが既に単独のDVDとして発表されているが、ここにきてやっと全体像が公開されるに至ったのである。
それが、この映画 “SOUL POWER” である。
前述のBB,ファニア以外にも、御大ジェイムス・ブラウン!、カールトン付きのクルセイダーズ、キャピキャピのシスター・スレッジ等々・・・・。
そして、迎え撃つアフリカ勢が、何と!フランコ、タブー・レイ、ミリアム・マケバといった皆々様。
あああ、よだれが。。。。
絶頂期のリンガラ・ミュージックの両巨頭が見られる!
「パタパタ」のマケバもまだ40歳くらいか。
キャッチコピーにある「この映画を見ずして、死ぬなかれ!」。
まさに!
昨日から公開されてます。
興味のある方はまず公式サイトから。
⇒ 映画『ソウル・パワー』の公式サイト
いや、絶対見なあかんっ!!!
さて、ザイールではないが、今日のTシャツ。
ナイジェリアの”キング・サニー・アデ”だ。
ふふふ。
1983年のアメリカン・ツアーTシャツである。
このこだわり。
そう!
これから、SOUL POWER 見に行くんだよ~ん!!!
追記
見て来たよっ!
すごっ!!
90分は、あっと言う間。
円熟味たっぷりのJBとBBはもちろんだけど、やはりセリア・クルースを擁するファニアが年代的に一番か?
いや、タブー・レイも凄い。フランコはもうちょっと見たかったな。
なんと、ブラックパンサーのストークリー・カーマイケルも顔を出したりしてる。
パンフと缶バッジ(写真右下)を買ってきた。
「ZAIRE 74 復刻Tシャツ」は高くて買えなかったな。
でも、パンフに当時のセットリストが載ってる。これ、貴重!
なんと、初日のオープニングは”ザイコ・ランガ・ランガ”だったもよう!!!
もっともっと見たいよ!まだ未発表フィルムあるんだろうね。
ところで・・・・お客さんの入りは50名いたかどうか・・・・。
間違いなくロングランはあり得なそうなので、みなさんお早めにご鑑賞ください。
とにかく、凄いっ!てば。
昨日6月5日、大久保 bump city での定例ライブ、無事終了!
ご来場の皆さん、ありがとうございました。
そして、対バンの皆さんもお疲れ様でした。
さて、毎回のお約束事になってしまった、ライブ前のランチミーティング。
真昼間からのビールは旨い!
そして、なんと禁煙1カ月目に突入した tom斉藤 氏。
そしてそして・・・・・かつて禁煙宣言した写真左の男は・・・・・いまや・・・・・。
bump city さんで、ちょいと練習込みの長めのリハを終えて向かうは。
これも毎回のこと。
15時オープンの居酒屋である。
いつも懲りない。
テーブルの上は、まるで打ち上げのようなツマミの量。
毎度の”Drinking NG’s”に変貌してお店へ戻ると、すでに第1部のお姉さまたちのバンドが演奏中。
さて、我がNG’sは3番目のラストに登場!
今回は斉藤隊員の友人である佐野さんに写真を撮っていただきました。
ありがとうございます。
ちなみに佐野さん、我々が帰る頃はテーブルにうっ伏して酩酊しておりました。。。。
大江隊員、歌うは Statesboro Blues。
すっかり髭もたくましくなり、かなり怪しいオジサンに・・・・・。
大江隊員、ヤフオクで集めたパーツで仕上げた自家製ベースで登場。
これも、かなり怪しい・・・・・。
NG’s のbump city ライブでは、初めて歌を披露した斉藤隊員。
禁煙効果はあったのか?
たまには真面目な表情、吉田隊員。
それとも、
「大江っ!そこ違うぞっ!」
と、睨んでいるのか?
どっちみち禁煙なんぞ、すっかり忘れてる。
この日は、3マイクのTHINLINEで。
ちょっと弦のテンションがきつめなんです。。。。。
あれ?
そういえば、なんか足りないような。
あれ?
一人、足りませんか?
気のせいかな?
ライブも終わり、第2部に出演したこの若者とパチリ。
彼、“SHINJI” こと浦川慎司くんは長崎からミュージシャン目指して単身上京した25歳の若者。年齢がダブルスコアーである。。。。
弾き語りで自主製作のCDも出している。
恰好は見事なくらい今風のスタイルだが、とても気さくで勉強熱心。
オジサン達の戯言にも食い入るように耳をそばだて、謙虚な姿勢で接してくれた。
こんな素晴らしい若いミュージシャンが大成することを心から望む次第である!
で、 SHINJIくんの故郷から送られてきたという「びわ」を皆で食す。
ああ、夏の到来!って感じだ。
ちなみに彼は、私と同じ西東京市民ということで、これも何かの縁であろうか。
bump city 出演の時の定番コース。
お店を出たら、大久保通り沿いのラーメン店で最後の仕上げだ。
吉田隊員、潰れる数歩手前。
「吉田さん!寝たら死んじゃいますよっ!!」
果たして無傷で帰宅できるのであろうか?
おまけ。
先日の “JAPAN BLUES & SOUL CARNIVAL” の会場にて購入した、25周年記念Tシャツがこの日のステージ衣装。
背面にびっしり書かれた25年間の出演アーティスト。
ああ、鬼籍に入られた方も多数いらっしゃるが、なんとも凄い面子である。
この土日、すっかり涼しくなってしまい、風邪などひいた方いらっしゃいませんか?
私といえば、土曜は次女の運動会。
日曜は日比谷の野音でコンサート。
と、久々の青空の下二連戦が寒々とした天候であったのは、普段の「オコナイ」の悪さであろうか。
前日、JAPAN BLUES & SOUL CARNIVAL を見に行った小安田憲司氏に
「ソロモン・バークどうだった?」
と、メールすると。
「ふふふふふ、見てのお楽しみ。カッパ、カイロ、敷物必須」
との返信が。
いじわるだなあ。教えてくれよぉ~。
し、しかし、そんなに寒いのか!?
開演30分前ほどに入場。
先日、上野で涙の再会 (?)を果たした中学の同級生K谷くん夫妻と再び出会う。
そして、どっちが兄貴かわからない風貌のK谷くんの弟さんも(し、失礼っ。でも事実です)。
この日も見に来た小安田氏とも喫煙場にて落ち合い、終演後の「呑み」の約束(まぁ、いつも懲りない人たちね)をしてコンサートはスタートするのであった。
オープニングは”シーナ&ロケッツ “。
続いて、ほーさん 率いる”blues.the-butcher-590213 “。
なぜ皆さんあれだけ昔の体型を維持できるのだろうか?
音楽にも生活にも、ストイックっちゅうことでしょうか?
おれ・・・・・だめだなぁ・・・・・・。
前日出演予定だったバーナード・アリソンは急病で来日中止となり、ジョー・ルイス・ウォーカーが代役を務めたそうだ。
この日の登場はコーリー・ハリス。
初めてお目にかかりましたが、なかなかもんでした。
でも、こういう野外フェスのど真ん中の順番で弾き語りというのは、ちと不利だったような。。。
さて、ソロモン・バークだが。
最近の映像を見ても、「小錦」並みの体重増は別として、現役バリバリであるのは分っていた。
が、それにも増して凄過ぎる!
Nothing’s Impossible でスタートした1時間以上のステージ。さっそく2曲目にGot to get you off my mind!
バックバンド15名の完璧なソウルー・ショーだ。これだけの豪華ショーは、もう見ることが出来ないかも。
だって、むちゃくちゃコストかかってると思うよ
ゴージャス!の一言に尽きる。ああ、見れて良かったぁ。
ちなみに、かなりの子だくさんらしいソロモン。
15名の面子の中には、ありがちな血縁関係者もおりました。
If you need me から始まったバラード・メドレー。
Take me just as I am, I can’t stop loving you と続き涙々。
そして間髪あけずに Proud Mary !!
Change is gonna come の出だしには思わずノックアウト!
もう、寒いのなんて忘れて大興奮である。
ラストは当然、Everybody needs somebody to love。そして「聖者の行進」で大円団。
当然あの体重だから、自分の足で歩くことはほぼ不可能。
ステージを去る際、車椅子に乗り移る瞬間に突然立ち上がり一瞬踊りだした!
す、すごい。。。。。
まだ関西ツアーはこれから。
躊躇してるあなたっ!
これを見ずして死ねませんっ!!
見に行きなさいっ!!!
演奏者を写してはなりません。
でも、これなら・・・・・・?
「大王様の豪華特注椅子」。
そして、終演後は有楽町の「庄や」にて。
小安田さん、Kくん一族、そして関内「Stormy Monday 」の経営者、かずきさん達も御一緒に。
本牧転勤1ヶ月目。そのうち「Stormy Monday」にもお邪魔しますね。